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Web制作ノウハウ

ホームページのAI遮断設定とは? 検索順位を落とさずにAI学習を防ぐ方法

※当ブログはPRを含む記事を掲載しています。

近年、AI技術の進化により、Webサイトの情報が検索エンジンだけでなく、AIの学習対象としても収集される時代になりました。
その中で注目されているのが「AI遮断設定」です。

AI遮断設定とは、自分のホームページの内容をAIに学習させない、または制限するための設定を指します。
必ずしもすべてのサイトで必要というわけではありませんが、サイトの役割によっては検討すべき重要なポイントになっています。


🤖 なぜ今「AI遮断設定」が話題になっているのか

AIチャットサービスや生成AIの普及により、Web上の文章・画像が大量に収集され、学習データとして利用されるケースが増えています。

AIクローラーが巡回する時代

これまでWebサイトを巡回していたのは、主に検索エンジンのクローラー(Googlebotなど)でした。
しかし現在は、AI学習を目的としたクローラーが活発に動いています。

特に有名なのが以下の3つです。

  • GPTBot:ChatGPTを運営するOpenAI社のクローラー
  • CCBot:世界中のWebデータを収集するCommon Crawlのクローラー(多くのAI学習に使用される)
  • ClaudeBot:高性能AI「Claude」を開発するAnthropic社のクローラー

知らないうちに学習対象になっている可能性

特別な設定をしていない場合、自分のサイトがAIの学習対象に含まれている可能性は極めて高いのが現状です。

特に以下のようなサイトは影響を受けやすい傾向があります。

  • 会社概要・サービス説明が詳しいサイト
  • 独自ノウハウをまとめたブログ
  • 実績紹介・事例紹介ページが充実しているサイト

🔍 AI遮断設定=検索順位が下がる?よくある誤解

AI遮断設定を検討する際、よく聞かれるのが「設定したら検索順位が下がるのでは?」という不安です。

検索エンジンとAIクローラーは別物

重要なのは、検索エンジンのクローラーとAIクローラーは役割が異なり、個別に制御できるという点です。

  • 検索結果に表示するための巡回(Googlebotなど)
  • AIモデルを学習させるための巡回(GPTBotなど)

これらは、Webサイトの「門番」の役割を果たす設定ファイル(robots.txt)で、個別に「許可・拒否」を指定することが可能です。

通常のSEOへの影響について

適切に設定すれば、検索エンジンのインデックスやSEOに直接悪影響が出るケースはほとんどありません。
「検索結果には出したいが、AIの学習(無断利用)には使われたくない」という運用は、技術的に確立されています。


🛠️ ホームページでできるAI遮断設定の主な方法【コード付】

ここからは、実際にAIの学習を拒否するための具体的な設定方法をご紹介します。
※設定を行う際は、必ずバックアップを取ってから行ってください。

1. robots.txtによる制御(推奨)

サーバー上に配置する robots.txt というファイルに記述を追加する方法です。
特定のAIクローラーだけを指名して拒否できるため、SEOへの影響が最も少ない方法です。

以下のコードを robots.txt に追記します。

User-agent: GPTBot
Disallow: /

User-agent: CCBot
Disallow: /

User-agent: ClaudeBot
Disallow: /

User-agent: Google-Extended
Disallow: /

解説:

  • GPTBot / CCBot / ClaudeBot:それぞれのAI学習用クローラーを拒否します。
  • Google-Extended:Googleの検索結果には表示させつつ、GoogleのAI(Geminiなど)の学習利用のみを拒否する設定です。

2. metaタグの活用(ページ単位)

HTMLの <head> 内に特定のタグを記述することで、AIに対して意思表示を行う方法です。
WordPressの場合、テーマのヘッダー設定やプラグインで挿入します。

<meta name="robots" content="noai, noimageai">

解説:

  • noai:AIによる生成学習に使わないでほしいという意思表示(※まだ全てのAIが対応しているわけではありません)。
  • noimageai:画像の生成学習への利用を拒否します。

3. WordPressのfunctions.phpで設定する場合

WordPressのテーマファイル functions.php に記述することで、全ページに自動でmetaタグを出力することも可能です。

// AI学習阻害用のmetaタグをheadに追加
function add_ai_block_meta_tags() {
    echo '<meta name="robots" content="noai, noimageai" />' . "\n";
}
add_action('wp_head', 'add_ai_block_meta_tags');

🧭 AI遮断設定の考え方:すべてを遮断すべきか?

AI遮断設定に「一律の正解」はありません。ページの種類ごとに考えることが重要です。

会社概要・独自実績ページ

企業独自の強みや実績がまとまっているページは、AIに内容を丸ごとコピー(生成)されるリスクが高い領域です。
これらはAI遮断を検討する価値が非常に高いと言えます。

ブログ・お知らせページ

情報発信を目的としたブログは、AIに学習・引用されることで、逆に新しい経路からの露出(AI検索での回答など)に繋がるメリットもあります。
一律で遮断せず、コンテンツの性質を見て判断するのが賢明です。


⚠️ AI遮断設定を行う際の注意点

設定ミスによる検索非表示リスク

robots.txtの設定を誤り、誤って User-agent: * に対して Disallow: / を設定してしまうと、
Googleの検索結果からも消えてしまうリスクがあります。

AI企業のルール変更

AI各社は、クローラーの名称や拒否設定のルールを頻繁に更新します。
「一度設定して終わり」ではなく、専門的な知識を持った管理者が定期的に見直すことが重要です。


🤝 AIとどう向き合うかは、サイト運営の方針次第

AIは敵でも味方でもありません。
重要なのは、「どう使われるかを理解したうえで、自分の意志で選択すること」です。

  • AIを完全に否定する必要はない
  • ただし、自社の「知的財産」を守る権利はある
  • サイトの目的(集客重視か、情報保護重視か)を明確にする

📩 ホームページのAI遮断設定にお悩みの方へ

AI遮断設定は、サイトの内容や運用方針によって最適な形が異なります。

  • 自分のサイトではどこまで制限すべきか分からない
  • SEOへの影響が不安
  • 技術的な設定に自信がない

そのような場合は、ホームページのAI遮断設定についてもご相談ください。

HAKONIWAでは、Web制作・運用の視点から、最新のAIトレンドとSEOの両面を考慮し、貴社サイトに最適なAI制御設定をご提案しています。

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