「このデザインを、ホームページにしてほしい」
デザイナーさんから、こういう依頼をよくいただきます。
そのせいか、「コーダーさん」と思われていることがあります。
ありがたい呼び方なのですが、実はちょっと違います。
今回は、HAKONIWAの肩書の話を書いてみます。
コーダーとは、どんな仕事か
コーダーは、デザインをホームページの形にする仕事です。
デザイナーさんが作るのは、ホームページの見た目の設計図です。
コーダーは、その設計図を見ながら、ブラウザで表示できるように組み立てます。
ここで使うのが、HTMLやCSSといった言葉です。
文字や画像の並び方、色、余白などを、パソコンに伝えるための言葉です。
デザインどおりに、きれいに組み立てる。
これはこれで、細かい技術がいる大事な仕事です。
コーディングだけで終わる仕事は、ほとんどない

ただ、HAKONIWAの場合は、コーディングだけで終わることはほとんどありません。
デザインを受け取ったあとに、こんなことをしています。
- ホームページを置くサーバーやドメインの準備
- お知らせを自分で更新できる仕組みの組み込み
- 問い合わせフォームなどの、裏で動く仕組みづくり
- 必要であれば、そのお店だけの機能の開発
- 公開したあとの更新や保守
見た目を組み立てるのは、全体の一部です。
その前後にある準備や仕組みづくりまで、まとめて引き受けています。
ホームページの外の仕事もあります。

パソコンの修理。
サーバーやネットワークの構築。
デザイン。
プログラムの開発。
公開したあとの保守運用や、検索で見つけてもらうための対策(SEO)。
こうして並べてみると、なかなかの何でも屋です。
フルスタックエンジニアって何?

こうした幅広い技術領域を扱うエンジニアには、フルスタックエンジニアという呼び方があります。
と言っても、聞きなれない言葉だと思います。
スタックは、積み重ねたもの、という意味です。
ホームページやシステムは、いくつもの技術を層のように積み重ねてできています。
いちばん上は、画面に見える部分です。
その下に、裏で動く仕組みがあります。
さらにその下に、それを動かすサーバーやネットワークがあります。
ふつうは、層ごとに専門の人がいます。
画面を作る人、仕組みを作る人、サーバーを整える人。
その層を、上から下までひと通り扱える人。
それが、フルスタックエンジニアです。
決まった定義があるわけではなく、人によって指す範囲は少しずつ違います。
HAKONIWAの場合は、その下のパソコンそのものや、上のデザインまで含めて扱っています。
全部できると、何がいいのか
いちばんは、話が早いことです。
デザインの相談をしていたら、サーバーの話になった。
ホームページを直していたら、パソコンの調子が悪いと言われた。
そんなときも、「それは別の会社に聞いてください」と言わずに済みます。
同じ人が話を聞いて、そのまま手を動かせます。
もうひとつは、デザインと仕組みのずれが少ないことです。
デザインだけを見て作ると、あとから仕組みを入れるときに無理が出ることがあります。
最初から両方を考えておけば、見た目を崩さずに、動く仕組みを入れられます。
それから、トラブルの原因を、まとめて調べられることです。
たとえば、ホームページが急に見られなくなったとき。
原因は、プログラムとは限りません。
サーバーかもしれないし、ドメインの向き先(DNS)かもしれない。
ネットワークの問題のこともあります。
分野ごとに別の会社に頼んでいると、「うちの担当ではないです」となりがちです。
いくつもの層がわかっていれば、どこで止まっているのかを順番に切り分けられます。
自分で対応できる問題なら、そのまま修正まで進められます。
見られなくなったときに確かめることは、こちらの記事にも書いています。
全部一番、というわけではない
ただ、何でもできるということは、何でも一番という意味ではありません。
それぞれの分野には、その道一本の専門家がいます。
大きな仕組みや特別な分野では、専門の人に任せたほうがいいこともあります。
HAKONIWAが得意なのは、全体を見渡して、つなげることです。
どこに頼めばいいかわからない、という段階の相談に向いていると思っています。
結局、何屋さんなのか
デザイナーさんから見れば、コーダー。
お店の人から見れば、ホームページ屋さん。
パソコンを直してもらった人から見れば、パソコンに詳しい人。
どれも間違いではないです。
呼び方は、なんでも大丈夫です。
困っていることがあれば、まずは聞かせてください。
ホームページのことでも、そうでなくても。
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